2000年
(1月から)

2000.11.27
●ゆうあい余暇指導●
2000.11.28
●れもんアートクラブ●
アクリルシートに描こう!

今年のクリスマスに開催予定の徳島県主催の
「とくしま夢あかり21」にアートクラブのみんなの作品を
出品することになっているので、その作品制作。
あかりがテーマなのでアクリルシートに描いた絵に照明をあてて
照らし出す作品に仕上げる予定。
みんなが描いた絵を、作品に仕上げるのは私の役目。
さてどうなることやら・・・。心配。
なにはともあれクリスマスの徳島藍場浜公園は楽しくなりそぉ。
ぜひ私たちの作品を見にいらして下さい。

詳しくは「とくしま夢あかり21」で。

2000.11.21
●れもんアートクラブ●
クリスマスリース作り

12月に開催される「れもんフェスティバル」で
販売予定のクリスマスリース作り
ボランティアスタッフの中尾さんに、あまった木をドーナツ型に
切ってもらってそれを緑に色付けして、ビーズなどで飾り付けをした。
それを手作りパッケージに入れると
ちょっとおしゃれな感じになりそぉ。売れるといいな。

2000.11.15
●マンガクラブ●

5年生の時不登校だったんだけど、クラブの日
少しずつ学校に来るようになって、6年生になった今は
ほぼ学校に来られるようになったマンガ好きの男の子がいる。
とっても繊細で傷付きやすいくせに、憎まれ口をたたくもんだから
友だちや先生とのコミュニケーションをうまくとることができないでいる。
その子が、あることが原因で、前回のクラブの日、正課クラブなのに
さぼって家に帰ってしまったらしい
(実はその日は私も個展作品製作真っ最中でボランティアをさぼってしまったんだけど)。
今日クラブに行くと、そのことで二人の担当の先生が、彼を囲んで悟していた。
せっかく大好きで楽しみにしているマンガクラブをさぼるなんて・・・と。
私のこと慕ってくれてることは、なんとなくわかってるんだけど
やっぱり彼自身が気づかないといけないことがいっぱいあるので
ずーっと前からどうしたもんかなぁと思っていた。
今日はいいチャンスだから彼と語ってみることにした。
なかなか聞いてくれそぉになかったけど。
いろいろ話しているうちに、なぜだかよくわからないけど
私自身がとっても悲しくなってしまって、涙ぐんでしまった
そしたら彼はじっと私の顔を見て「ほんま真剣じゃ」とポツリとつぶやいた。
その時ほんの一瞬だけ、気持ちが通じた気がした。
この先、彼がどうなっていくのかよくわからないけど
じっくり話せたことは良かったと思ってる。
最近ほんとに子どもが生きにくい世の中になっている。
それは大人のせいだと大人自身が認識していかないとなんにも良くならないよ。
たぶん。大人がしっかりしないと!

2000.11.7
●れもんアートクラブ●
オリジナルジグソーパズルを作ろう

ボール紙の合紙を使ってフリーカットのジグソーパズルを作った。
ひとりひとりのレベルに合わせて、ピース数を決めるんだけど
メンバーのみんなは結構パズルは得意らしい。
自分が描いた絵がパズルになったので、より一層うれしそぉ。

いつも具象画しか描かない酒巻君が今日はなぜか
抽象画を描いた。どうしたのかなと思って
聞いてみると、最近美術館に行って絵を見てきたという。
たまには、一流と言われる絵を鑑賞して
作品を描いてみるのもいいかも。
勉強不足の私にもそれは必要なことだな。きっと。

2000.9.25
●ゆうあい余暇指導●
書に挑戦!

先週に続いて、書家の藤井先生に来ていただいて第2弾。
今日のメンバーは個性的な人が多いから、ちょっと心配してたけど
わりとスムーズに進んだ。

朝はイライラしてたらしいカンちゃんも、マイペースで
自分の名前を書き続けた。青墨にすればあとのにじみがおもしろいので
いい作品になったかもしれない。でも、真っ黒の墨しか
使いたくなかったみたいだったしなぁ。しようがないか。

森本君は、いつもの絵を描く時と同じように
集中して、とってもいい「森」を書いた。

字が苦手な拓ちゃんは、「じゃあ○を書こう!」と
言ったとたん、よっしゃ!と張り切って、みごとな○と線を書いた。

大きな紙に書き出すと、何枚書いてもその場を離れようとしない
いつも以上にやる気だったともちゃん。
「犬」という字がいつのまにやら「太」になったりして大爆発。

藤井先生の筆の魔法もすばらしかったんだろうけど
今日は私、みんなのあまりのみごとな書をみせつけられて
マジでがっくりしてしまった。いくらガンバっても
私にはあんなにいい「書」は書けない。
「きんこちゃん負けたな」と藤井先生。くやし〜いっ。

2000.9.19
●れもんアートクラブ●
スクラッチ画を描こう

「どしたん?なんかあったん?」仁美さんに声をかけられた。
とってもしんどそうな顔をしていたらしい。
「元気だしてよ。おまちかねのアートクラブなんやけん」
そんなこと言われると頑張るしかないよ。
たぶん私は、そんな会話がうれしくてセッセと通っているんだろうな。

今日はみんなが私の体調を気づかってくれてるように平和におだやかに進んだ。
最初に色のクレヨンで塗って、その上に黒いクレパスを塗り重ね
それを釘などでひっかいて描くんだけれど、そのでっかい釘が
魔法の釘に見えたらしくて、見本を見せる私が拍手をもらってしまった。
魔法の釘がうれしかったのか、いい作品が次々できあがった。

終了後、れもんの支援ワーカーさんと、アートクラブ作品の
商品化について話し合った。でも、私の考えと施設の方針が、少し
くいちがった所と時間の余裕の無さがあって、ちょっと考え込んでしまった。
ほんとに難しい問題だと思う。私はお金の計算苦手だし・・・。

2000.9.18
●ゆうあい作業所●
書に挑戦!

書家の藤井悦子先生に指導をお願いして、「書に挑戦!」
ちょっとドキドキだったけど、みんな結構楽しんだ。
最初は、筆が動かなかった人も、書いていくうちに
どんどんのってきて、どんどん大きい良い字が書けた。
ツンちゃんの「勉」、ノブちゃんの「どじょう」。
稲垣君の「稲垣」、山崎君の横に書いた「山」はみごとだった。
いつも思うことだけど、今日は特に
みんなの才能がうらやましかった。

藤井先生にも楽しんでもらえたようでよかった。
来週は私がやるんだけど、だいじょうぶかなぁ。
また作品の写真をアップするからお楽しみに。

2000.9.1
●アートボランティア●

9/23.24に全国ボランティアフェスティバルとくしまが開催される。
徳島新聞のPR広告に私の顔入り記事を掲載してくださった。
うれしいけど恥ずかしい。
8月中お休みしていたアートクラブもまた9月から再開。
がんばらなきゃね。

2000.7.20
●「キラキラ展」によせて●
このコメントを、会場に展示してくださいました。

<アート仲間に感謝>

マイペースでこだわった絵を描いてくれるカンちゃん
ピンクとエメラルドグリーンが大好きなリュウちゃん
コツコツと独特の動物を描くツンちゃん
カラフルな色使いが魅力的な森本君
とてもやさしく繊細なイラストを描く稲垣君・・・・。
私には、とてもとても個性的な作品を生み出してくれるアート仲間がいっぱいいます。
みんなの創作風景を見てるといつもうらやましくてたまらなくなります。
実にイキイキ、キラキラと輝いています。
ゆうあい作業所の「余暇指導」に通い出して7年。
同じように創作活動をしている私は、ほんとにいろんなことを彼らから教わりました。
素直な気持ちを表現することのむずかしさやそれができた時のすばらしさ
また、作品づくりに対しての集中力など・・・。
みんなの無条件のやさしさや、強烈な創作パワーに触れることができる機会に
恵まれた私は、とてもとても幸せものだと思っています。
ゆうあい作業所の皆さんほんとにありがとう。

2000.7.4
●れもんアートクラブ●

オリジナルTシャツを作ろう!
みんなが描いたイラストを私がMacでデザインして
それをアイロンプリントシートにプリントアウト。
30人近くのメンバーが2.3点描いてるから
実はものすごく大変な作業だった。
でも、そのかいあって、できあがったTシャツを
見るみんなの目の輝きは、とてもとてもすばらしかった。
自慢気にTシャツを着て歩く姿を見ると、やっぱり
やってよかったなと思う。まだあとのグループのぶんが
残ってるからがんばらなきゃ。

2000.7.3
●おてがるアート●

がらくたアートに挑戦!
最初はオドオドだったけど、やってるうちに
がらくたに生命を感じられるようになってきて
次々いい作品が生まれてきた。

2000.6.28
●マンガクラブ●

不登校だった子が、マンガクラブを楽しみにしてくれて
せっかく登校してくるようになったのに、
今日また姿が見えなかった。
先週、少し特別扱いをやめてみんなと同じ接し方をしたら
ちょっと反抗的になってたからなぁ。
むずかしいなぁ・・・。
マンガを描くのが好きな子は結構デリケートだから。
次のクラブは2学期になってしまうのに・・・。

2000.6.19
●ゆうあい作業所●

動物を描こう。
いつもトイレと汽車と船しか描かなかったりゅうちゃんが
近頃それ以外のものも描くようになった。
今日もめだかを描いた。色使いはいつものパステルカラー
なんだけど、かわいいめだかがいっぱい泳いでいた。
去年のエナジー展で賞をもらったことがあるという
今年入所したてっちゃん。とってもシャイで、私が何かいうと
「やかましわ!」と言ってニコッと笑う。
とってもていねいな絵を描くので、とっても楽しみ。

2000.6.6
●れもんアートクラブ●

野菜や花を描こう。
行く途中、吉野川の堤防でアザミなどの草花を摘んで行った。
その他、モデルに用意したのは、じゃがいも、芽が出たさつまいも、
きゅうり、ねぎぼうず、などなど。
みんなすごい勢いで描いてくれるから、目が回りそうだった。

施設側でみんなの作品を商品化する旨の相談があった。
良いものができそぅなのは間違いないのだけれど
みんなの作品をイカスもコロスも私の力にかかってくるな
と思うとちょっと不安。

2000.6.5
●おてがるアート●

イラストマップを描こう!
まずは、講座をやっている青少年センター周辺を
カメラとメモ帳を持って作りたいマップの目的に合わせて取材。
来週はそれをもとにイラストマップを作る予定。

受講生のひとり(児童福祉施設指導員)が
とってもうれしいことを報告してくれた。
最初にやったしゃぼんだま遊びを、勤務先の施設で
子どもたちと一緒にやってみたら、
とってもイキイキとしたしゃぼんだまの絵が描けたという。
子どもたちのためにこの「おてがるアート講座」を
すぐに役立ててくれたことがとってもうれしかった。
あと5回精一杯頑張ろう!

2000.6.5
●ゆうあい作業所●

テーマは動物を描こう。
うちのペ子(犬)をモデルに連れて行こうと思っていたけれど
恐い人がいるのでキャベジン(亀)や
カタツムリ・メダカ・蝶を連れて行った。
いつもうちのぺ子とキャベジンを想像で描いてくれてたしのぶ君。
実物のキャベジンを見ると目がキラキラ輝いてものすごい勢いで描いた。
「かわいいかわいいキャ〜ベジ〜ン♪」なんて
テーマソングまで口ずさみながら。
形はいつも描いてくれてるカメの絵と同じなんだけど、
迫力が全然違った。実物を見て描いた効果がみごとに出て
とってもとってもうれしかった。

2000.5.30
●れもんアートクラブ●

オリジナルTシャツを作るためイラストを描いた。
初対面のふたり(女性)はとっても繊細な絵を描く。
これからが楽しみ。HPで紹介させてもらえたらうれしいな。
とっても楽しみにしてくれてるひとみさんは
やる気マンマン。キテイーちゃんのエプロンを新調。
参加してても一向に自分から描くということをしなかったシャイなKくんが
いつのまにやら描いていた。モデルは幸福の木。色鉛筆で丁寧に着色。
はじめて自主的に描いたKくんの絵を見た。
みんなで感激してしまった。

2000.5.29
●おてがるアート●

イラストエッセーを描いてみた。
ちょっとむずかしいかなと思ってたけれど、みんななかなかやるもんだ。
いつのまにやら文字までちゃんと仕上がっていた。
やっぱり気持ちで描くというのが一番大切だということがよく解った。

2000.5.16
●れもんアートクラブ●

ほぼ2ヶ月ぶりに行くと、みんなとっても待っててくれてうれしかった。
今日はTシャツプリント用のイラストを制作。
ずーっとやりたいと思ってたのが良かったのか、偶然なのか、
みんな積極的に描きはじめた。
爆発チーム(少し重度の人たち)の桃山君、いつも色を塗るだけのことが多かったのに
今日は人物を描いた。はじめて見たので感激。さつきさんはパステル画に初挑戦。

2000.5.15
●おてがるアート●

アクリルシートに描こう!
子どもの教室と違って、ちょっと高価なアクリル絵の具を使って描くと、
すぐ乾燥して描きやすそうだった。
塗った色を削って、裏からセル画の要領で着色していくと
とってもアートな作品が次々生まれた。
メンバーのみんなもだいぶ緊張が溶けて、個性が出てきたようだ。楽しみ楽しみ!

2000.5.14
●あいずみ子どもフェスティバル製作コーナー●

久々に子どもたちと遊ぶと元気になった。
テーマの「音と光」に合わせて、内容は「アクリルシートに描こう」と「万華鏡を作ろう」。ローラーでアクリルシートに色を塗った作品をバックの景色に透かしてみると、また違った作品になる。木と木の間にロープを張って、洗濯バサミで作品を展示すると、
絵の具だらけになった子どもたちの笑顔と一緒にすばらしいアートになった。
万華鏡作りも思いのほか人気があって材料が足りなくなってしまった。
そういえば今どきの子どもって万華鏡なんて知らないのかも・・・。

2000.5.8
●ゆうあい作業所●

2月の「ゆうあい展」以来の余暇指導。スクラッチ画を描いた。
今日初めて会った4月に入所の佐野君、足でリズムをとりながら、にこにこクレヨンで
塗りつぶす。楽しそうで良かった。

●おてがるアート●

青少年対象の教室はほぼ初体験だったので、ドキドキ・・・。
まずはしゃぼんだま遊び。いっぱい○描いて画材の使いごこちチェック。
みんなおもしろそうな人たちでホッと一安心。みんな若い!